遊戯王OCGへの思い入れ。
2020年現在、遊戯王LotDも発売されて数年経つので、その前作遊戯王TFSPで作ったデッキを少々ブラッシュアップしましました。
私が好きの中でも大好きとするカードの1枚「ヴァルキュルスの影霊衣」にできる限り重きを置いて、少々のネタ性とオリジナルストーリー性を排した「影霊衣」デッキになるように少し手を加えました。
そのデッキレシピをここに書き残す。
はじめに
- 私のデッキビルド能力は乏しいです。カテゴリ等のポテンシャルに依存しています。
- これはネタデッキです。ネタデッキだから弱いとはいませんが、ある程度の欠点を残しつつ、「ヴァルキュルスの影霊衣」を自分フィールド上に立たせ、その有する効果を全て使いたいデッキです。
- シミュレーションは遊戯王LotD(Ver.1.0.1)で行っています。
- レギュレーションは2020/11現在に基本従いますが、漏れがあるかもしれません。
- EXデッキのモンスターを表現する場合の一部を除いて、次のように省略します。
○シンクロ→S
○エクシーズ→X
○ペンデュラム→P
○リンク→L - ここでのカード名は、一部を除き略称です。
「ヴァルキュルスの影霊衣」は、表現上長くなってしまうので特にアルファベットで「V」とここでは省略します。
粗削りデッキレシピ
41(枚) デッキ
25 モンスターカード
- 2 影霊衣の術士 シュリット
- 2 クラウソラスの影霊衣
- 1 影霊衣の大魔導士
- 2 影霊衣の舞姫
- 2 影霊衣の巫女 エリアル
- 3 マンジュ・ゴッド
- 3 ユニコールの影霊衣
- 1 影霊衣の戦士 エグザ
- 1 カタストルの影霊衣
- 3 ブリューナクの影霊衣
- 1 グングニールの影霊衣
- 2 ヴァルキュルスの影霊衣
- 1 トリシューラの影霊衣
- 1 ディサイシブの影霊衣
16 魔法カード
- 1 ギャラクシー・クイーンズ・ライト
- 2 黒白の波動
- 1 サンダー・ボルト
- 1 スター・ブラスト
- 2 精神操作
- 2 影霊衣の降魔鏡
- 2 影霊衣の反魂術
- 2 影霊衣の万華鏡
- 1 ハーピィの羽根帚
- 2 滅びの呪文-デス・アルテマ
15 エクストラ(EX)デッキ
- 1 旧神ヌトス
- 3 虹光の宣告者
- 3 外神ナイアルラ
- 2 交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン
- 1 No.11 ビッグ・アイ
- 1 幻子力空母エンタープラズニル
- 1 No.XX インフィニティ・ダークホープ
- 1 グラビティ・コントローラー
- 1 剛炎の剣士
- 1 LANフォリンクス
ザックリ解説
前回に少し手を加えただけ
このデッキは、ほぼ前回のままです。
「イビリチュア・マインドオーガス」が入っていないこと以外、動かし方や使い方等はあまり変わらないのです。
そのため、もしこれを参考にされる方には申し訳ありませんが、ここでは基本的なことは省略させていただきます。
前回の記事
「影霊衣」カテゴリ特有のデメリットはそのまま
このデッキは良くも悪くもネタデッキであり、いわゆるガチデッキで「影霊衣」が使われる場合にはこのデメリットが出る前に決着をつけるか、制圧か耐久力が高いかの3択の戦略がとられる印象です。
ザックリ知る限りの情報です。
しかし、このデッキは分類上9割強「影霊衣」のため「影霊衣」デッキに含みますが、その上での私の「V」を主力にしたいと言うネタ性を追求しています。
そのため、デメリットを補えるような対策があまりしていません。
遅くなりましたが、主なデメリットは次の2点です。
- 「影霊衣」儀式モンスターが持つ制限
- 儀式召喚と言う性質
上記2点は重複しますが、うーん、まぁ、そうねぇ遊戯王の歴史20年として、この後半の10年以降の儀式召喚は儀式らしからぬ動きになって久しいです。
その中でも「影霊衣」カテゴリは使いやすい方ではあります。
だからこそ、その使いやすさに対する制限として「影霊衣」儀式モンスターは「儀式召喚以外では特殊召喚できない」と言う制限を持ってしまっています。これは蘇生と言った特殊召喚ができないことを意味しているので、蹂躙されて首の皮一枚つながったところで巻き返せないことを意味します。
さらに、儀式と言う性質上、対応する「儀式モンスター+儀式魔法カード+儀式素材」と言う3点が揃わないとそもそも儀式召喚ができません。これは類似の特殊召喚法である融合召喚にも言えますがあちらよりもやや厳しいのが儀式召喚です。
首の皮一枚のみならず、どんなデッキにも言えるものの手札事故は儀式召喚においては本当に致命傷になります。運良くても中盤まで動けないということもざらです。
とは言え、自分の乏しいビルド能力とそれでも追求したいネタ性を優先させているため私はこのデメリットを甘受しています。
デッキ分類
分類名をつけるとしたら、ビートダウン型ネタ科影霊衣族ナイアルラ軸デッキになるでしょうか。
その上で、あまり攻撃的な効果ではない「V」を主力に据えた動きや使い方をしたいです。
好きなカード
- 「V」…カッコいい。性欲的ではないつもりながら、ハンサムでカッコいい。鎧もカッコいいし。その力の元である「魔轟神ヴァルキュルス」 を踏襲した見た目と能力(効果)の再現。もう、全部好き。
- 「ナイアルラ」…効果が好き。なんか惹かれる。
- 「シェリダン」…好き。
- 「黒白の波動」…好き。
込めたネタ性
- このデッキは、私が横好きでデッキを作っていることとなんだかんだで「影霊衣」カテゴリで「V」を使った方が落ち着いたのでほぼ「影霊衣」の準「影霊衣」デッキにしています。
- このデッキは「V」が好きで主力にしたいという欲求以外に、私が「V」やその力の元である「ヴァルキュルス」または「魔轟神」カテゴリに抱いているイメージを表現しています。
「V」になって拡張された②の「リリースしドローする」効果が、陰謀渦巻く魔轟神界・権謀術数によって表面上の平和を演出しあう上位の魔轟神と言うイメージが合わさって、使うなら、謀略によって相手のモンスターをリリースしたい・・・と言う願望になりました。
当初は、「クロス・ソウル」を想定したり使っていました。名前や効果、イラスト的にもその謀略や余裕なイメージにあっているのですが、「このターン、バトルフェイズできない」と言う制限は時代が進むほどにとても厳しく、純構築のカテゴリ相手にネタ性を表現できてもほぼ敗北濃厚になってしまう印象です。
そこで、「クロス・ソウル」の代替効果として、「シェリダン」や「No.11」、「No.XX」「精神操作」を採用しています。昨今では「対象にとられない」カードも増えてきたので、本当はコントロール奪取することなく相手のモンスターを使いたいですが、そこは表現に重きを置いて妥協しています。
「精神操作」はネーミング的にも効果的にもベストなものの、反面その効果対象がリリースできなくなるのはややネック。 - 「滅びの呪文」は「V」を使う理由を補強し、さらにイメージですが「魔轟神」の攻撃っぽさの演出でもあります。
- 「エンタープラズニル」な「滅びの呪文」と同じ理由の他。神系や超常の存在が人類の建造物や人工機械を召喚して使役する様は結構好きなのでその演出も兼ねる。
あとがき
「ヴァルキュルスの影霊衣」はカッコいい。
除外された儀式魔法を回収できる効果か、レベル1・2の「影霊衣」儀式モンスターか効果モンスターが開発されないかしらん。
欲を言えば、カテゴリ専用ではなく儀式全般の汎用除外回収カードでもいい。