遊戯王への思い入れ。
下手の横好きなりにデッキを作ってきた中で、遊戯王初心者に優しいのではないかと感じた「テラナイト」カテゴリデッキについて紹介したく思います。
ただし、私自身が「テラナイト」が好きということで、ここに書き残すデッキレシピは私好みが強めになっています。
とはいえ、そもそも「テラナイト」自体が初心者向けに作られたカテゴリという気分があり、極めて「純」に近い構築なのでそこまで突飛な出来ではない・つ・も・り…です。
はじめに
- 私のデッキビルド能力は乏しく、カテゴリのポテンシャルに依存しています。
- デッキ構築や動作確認などは遊戯王LotDでシミュレーションしています。そのため各種環境は現実ではなく、無料アップデートVer.1.0.1に準じます。
- レギュレーションは基本的には現実(2020/06現在)に則するつもりですが、抜け目がある可能性はあります。その点があればご愛敬で願います。
- 本構築は私好みの影響を受けている関係で、極めて「純」に近い「準」テラナイトです。
たかだか1枚カテゴリ外モンスターが入っているだけなので、この1枚を「テラナイト」モンスターに変えるだけで「純」構築になります。
- 掲載するデッキレシピは「粗削り」となり、完成度はそこそこです。ある程度は満足のいく形にしてはいるものの、その分の不備も仕方なしと許容しています。
それなりに時間と気力を注げれば、能力は乏しくともそれなりに良いものにはなる気はするのですが、時間も気力もそこまでかける気がなく他にも作りたいデッキがあるので…はい。
「テラナイト」への思い入れは、別記事にて
なぜ、「テラナイト」が初心者向けなのかという個人的な思いは別記事にてまとめています。
粗削りデッキレシピ
メインデッキ 全=40(枚)
モンスターカード 19(枚)
- 星因士 アルタイル 3
- 星因士 ウヌク 2
- 星因士 シャム 3
- 星因士 シリウス 1
- 星因士 デネブ 3
- 星因士 プロキオン 1
- 星因士 ベガ 3
- 星因士 ベテルギウス 1
- 星因士 リゲル 1
- ライトレイ ギア・フリード 1
魔法カード 14(枚)
- 天架ける星因士 3
- エクシーズ・シフト 1
- サンダー・ボルト 1
- 創星の因子 2
- 死者蘇生 1
- 戦士の生還 1
- 増援 1
- 二重召喚 3
- ハーピィの羽根箒 1
罠カード 7(枚)
- 運命の発掘 3
- 神星なる因子 3
- ワンダー・エクシーズ 1
EXデッキ 10(枚)
- 星輝士 デルタテロス 3
- 星輝士 トライヴェール 3
- 煉獄の騎士 ヴァトライムス 3
- 星輝士 セイクリッド・ダイヤ 1
- グラビティ・コントローラー 1
ザックリ、プレイング例
1・トライヴェールを主軸にして戦う
とにかく最初はトライヴェールをエクシーズ召喚(以下、X召喚)しましょう。
幸いヴァトライムスのおかげで、条件があるとはいえモンスター2体から「テラナイト」XモンスターをX召喚できるため、何でもかんでもトライヴェールで問題ないです。
自身以外全バウンスという強力効果。
先行1ターン目では、基本的にそのバウンスは無意味です。しかし、1ハンデスという先攻に出しても全然活躍します。
※ハンデス…手札破壊の略称。
さらに、X素材を持つ状態で破壊さえされれば、蘇生カードにもなるおまけつき。
2・ヴァトライムスの効果の制限に気を付けて運用
1でも触れた通り、モンスター2体で自身以外の「テラナイト」Xモンスターになれる優秀なモンスター。
ただし、それには制限がありので運用には注意が必要。
自身の効果によるX召喚をしたターンは、それ以後~そのターン終了時までX召喚できなくなってしまう。
しかし、それ以前のX召喚やX召喚以外の各種特殊召喚を制限するものではないので、そこそここの運用には気を付けましょう。
そうはいっても基本的にX素材3体でトライヴェールが出せない場合の手段という立ち位置なので、X素材3体で出せそうな場合には基本的には使わなくていいかなともいえる。
3・「ウヌク+天架ける」のコンボを使いこなしたら上級者?!
何をもって上級者とするかですが、このコンボをすらっとできるようになったら「テラナイト」マスター=上級者と言っていいのではなかろうか。
これはいわゆるチェーンを組むというものですが、初心者は意識しなくていいです。無差別に頭を悩ませるものだったりするので。
私自身、ゲームというCPUのサポートがあるからチェーンを組みますが、現実で使う分にはウヌクの効果を使った後に、その後の展開を予想してから天架けるを使ってウヌクを別のモンスターに入れ替えます。
※チェーン(を組む等)…ー初心者と言えども無関係とはいられませんが、ルールなどがおぼつかないうちはあまり意識しなくていいと個人的には思います。
ーあえて表現するとするならば、連続したさまざまな効果の解決順といったところでしょうか。
基本的にこの効果で入れ替える先は、アルタイルかベガの二者択一です。
どちらにしても、その後の展開を予想する必要があります。
この展開予想をある程度テンプレート化できればしめたものです。
このコンボに限らず、そもそも天架ける自体を状況に合わせて自由自在に使いこなすことができれば上級者と言っていいのではないでしょうか。
ザックリ解説
カードについて(以下、基本略称)
●カテゴリとしての基本ですが
- 星因士と書いて、読みは「サ」テラナイト。
- 星輝士と書いて、読みは「ス」テラナイト。
…共通する後半部分の読みをもって、カテゴリの「テラナイト」となります。
●アルタイル・ベガ・デネブは、「テラナイト」の基本。
このデッキに限らず「テラナイト」を使うなら3積みは必須級。
本当は採用枚数に意味を持たせるべきなのかもしれませんが、そこまで思考するのは上級者レベルなのでここでは考えなしでとりあえず3枚です。
●他モンスターはヴァトライムスのために1枚ずつ
これは私好みの都合で、ヴァトライムスの②の隠された?効果を使いたいから・・・
そうはいっても、やはり基本的には隠された部分は使う機会に恵まれることなく、使う前に勝敗が喫してしまう。
そうでなくとも、1枚しか入れていない「テラナイト」モンスターたちは、そもそも「テラナイト」デッキとしての戦略性やゲーム性を高めるという性質が強く、。デッキの基本がある程度できていないと暴れ馬になってしまう。
このデッキや私のプレイング上、基本的にそれぞれの効果を使うことはありません。シリウスがたまに使うかなという程度。
そうはいっても、初心者向けとして現代遊戯王の基本を体験できるという印象を元にして作っているため、ほとんどの種類を入れることとして1枚ずつの採用。
デッキレシピは別でも、とにかく最初のデッキを「テラナイト」とするならば、このカテゴリからどのようなプレイングが興奮するのか?どのような効果が好きなのか?という興味の模索が楽しめるからいいのかなと。
本当は全種類とも思ったのですが、そうなるとワンランク上のデッキになってしまうので今回はこのようなデッキとなります。
赤文字は私の好み
- ギア・フリードは私の好きなカードの一枚。ただ、これを生かせるデッキが思いつかなかったので入れている。
効果のかみ合いは素晴らしく妨害や対策札になり得るものの、1枚だけなのでイベント枠(ネタ)みたいなもの。
- 「エクシーズ・シフト」も私が好きなカードの1枚。ヴァトライムスが出る前の昔々に作ったこのデッキの原型に多く入れていたカード。特に意味もなく40枚構築縛りというのと、かみ合うかと思ったヴァトライムスが想像以上に有能でそもそもこのカードを使う機会が少なくなったため、ネタ枠。
- 「運命の発掘」は、個人的に現代遊戯王(2020現在)における”初心者向け”に適した現代(同)を表現するカードと感じている。
- 「ワンダー・エクシーズ」も好きなカードの一枚。シフトよろしく昔々のTFSPにて待ち望んだカードの一枚。基本的に使う機会に恵まれないカードのため好きで入れている。そもそもモンスターが3体以上揃う時点で、それで総攻撃すれば勝てることの方が多々という現実。
- 「グラビティ・コントローラー」ははっきり言って不要ではある。少なく見積もったってこのデッキでは不要だ。しかし、一部のXモンスターにはメシアなのだよ。わかるかなこの気持ち。