遊戯王OCGへの思い入れ。
「闇帝ディルグ」
…私にとって好きっちゃ好きだけれど、”好き”というよりも”使いたい”という衝動の方が強いモンスターカード。
”なんとなく好き”よりは”好き”よりの感情ではあるのですが、この”使いたい”という欲求はプレイヤー(デッキビルダー含む)というよりコレクターな私とってはなかなか厄介な欲求であります。
前回作った粗削り「闇帝ディルグ」デッキを再構築した粗削りデッキレシピを書いています。
はじめに
- 私のデッキビルド構築能力は乏しいです。カテゴリのポテンシャル等に依存しています。
- シミュレータは遊戯王LotD(Ver.1.0.1)にて行っています。
- レギュレーションは2020/10現在に従っているつもりですが、漏れがあるかもしれません。
- カード名は一部を除き、略称です。
前回と改善点
「帝」デッキに何とか落ち着けて、今回はデッキ枚数を大きく減らすことができました。
しかし、やりたいことは変わらないためデッキ強度はあまり変わらない印象です。
比較をするとすれば、デッキ破壊の速度は速くて15、16ターンあればできる感じで、前回よりは5ターン程度縮まった感じです。
改善点
- 各種好条件下で15~20ターンあればデッキ破壊が狙える。
- 前回はいわゆる舐めプが必要だったものの、好条件下でも今回は純粋に「闇帝」「光帝」の一時的な攻撃できないことが舐めプすることなく遅延に影響してくれる。
※舐めプ…勝てる場面であえて、そうしないこと。舐めたプレイの略。
※ネタデッキだから弱いとは言いませんが、自分のやりたいことや好きなことを詰め込んだデッキなので機能としての除去以外にの攻撃性や耐久性は無いに等しいです。「魔術師の」シリーズが設置できればまあまあ防御性があるかなという程度のネタデッキです。
粗削りデッキレシピ
42(枚) メインデッキ
14 モンスターカード
- 3 闇帝ディルグ
- 3 光帝クライス
- 1 天帝アンテール
- 2 天帝従騎イデア
- 3 マジシャンズ・ソウルズ
- 2 冥帝従騎エイドス
22 魔法カード
- 1 サンダー・ボルト
- 1 死者蘇生
- 2 帝王の開岩
- 2 帝王の深怨
- 3 帝王の烈旋
- 1 手札抹殺
- 1 ハーピィの羽根帚
- 3 汎神の帝王
- 3 魔術師の再演
- 2 魔術師の左手
- 2 魔術師の右手
- 1 ワン・フォー・ワン
6 罠カード
- 3 黒魔族復活の棺
- 3 ダーク・アドバンス
11 エクストラ(EX)デッキ
ザックリ解説
やりたいこと(主目的)
分類づけるなら、「帝」科ビートダウン兼デッキ破壊可能型「セレーネ」軸デッキといったところです。
すなわち、基本的に正攻法で戦い、場合によってはデッキ破壊もできるタイプです。
一番やりたいことは「闇帝ディルグ」で相手のデッキを破壊すること。
除去と相手依存ながらの疑似デッキ破壊のできる「光帝」を合わせた「帝」でデッキ破壊を目指します。
ザックリ動かし方
とにかく魔法カードを消費する
このデッキは「セレーネ」が肝です。
上記の”やりたいこと”を無視したとしても、割と重要度の高いモンスターになります。
そのために、魔法カードが多いとも言えます。積極的に魔法カードを使ったりドロー用のコストにして墓地やフィールドに魔法カードを貯めていきましょう。
- 「光帝」
- 「ソウルズ」
- 「汎神」
特に上記3種類は有用です。
「帝王の開岩」は早々に除去したい
「光帝」は相手のフィールド上を除去したり、自分のフィールド上の不要なカードを処理するといったテクニカルな役回りができます。
さらに、自分の不要なカード等を処理した際には問題なくその効果でドローするといいでしょう。
基本的に臨機応変ですが、序盤に「開岩」で「天帝」をサーチした場合には早々に除去したいです。
「開岩」があるだけで基本的にEXデッキからの特殊召喚が一切できなくなってしまうためです。
使用後は早々に「ソウルズ」や光帝で積極的にドローのためのコストにしていきたい。
デッキ破壊を狙うためには
このデッキでの”デッキ破壊”は「闇帝」で行うことを主目的としています。
そのため、「セレーネ」や罠カード等で各種召喚する対象は基本的に闇帝を選びましょう。
ワンポイント
相手
- 相手のフィールドにモンスターが1体以上存在する。
自分
- 「セレーネ」が1体自分フィールド上に存在する。
- レベル6モンスター等が2体以上存在する。
- 自分のEXデッキに最低でも「交血鬼」とセレーネが1枚以上ある。
- 新たにセレーネがL召喚ができる状態であり、L召喚したい
※L召喚…リンク召喚の略称。
…という場合…
- 先に、レベル6モンスター等を使い交血鬼1体をX召喚。
※X召喚…エクシーズ召喚の略称。 - 交血鬼の①効果を使って、相手フィールド上のモンスター1体を墓地送りにし、可能であればさらに②効果でその相手のモンスターを守備表示で自分フィールド上に特殊召喚します。
- その後、それらをL素材にして新たなセレーネをL召喚します。
…こうすることで、相手フィールド上のカードを除去しつつ、自分はモンスター等の展開ができるお得なことができます。
あとがき
個人的に遊戯王LotDの前作、遊戯王TFSP上にて作ってみたデッキの現代版(2020現在)。
その間にあったSDRシリーズによる「帝王」カテゴリの新設は「帝」シリーズの疑似カテゴリ化とも言え個人的にはとてもありがたかった。
しかし、それだけでは不十分でした。
さらにその後、魔法使い族全般の救世主とも呼べる「セレーネ」の登場が「闇帝」デッキをデッキたらしめたと言っても過言ではないでしょう。
いや、「闇帝」自信と「セレーネ」そして「帝王」カテゴリがうまくかみ合ったとも言えます。
運が絡むとは言え、闇帝の効果がセレーネによって生かされます。
はっきり、言って無意味的だった闇帝のデッキ破壊効果がテキスト通りの墓地交換という概念を生み出し(個人的)、除外対象を選択しつつ運が良ければ、新たに相手デッキからの墓地に魔法カードが落ちます。
相手の墓地の魔法カードが増えれば、新たなセレーネがそれも参照して魔力カウンターを多く持ってL召喚されることになります。
1ターンに1回1体のみの制限があるためセレーネ自体が生きにくい場面が多いです。
しかし、うまく立ち回れれば、たった1体のセレーネでより多くの闇帝含む魔法使い族を特殊召喚することができてお得感があります。
本当にセレーネは救世主。