遊戯王LotDへの思い入れ。
先にあげた、準「ジャックナイツ」デッキの解説や感想を書いています。
はじめに
別に粗削りながらデッキレシピの記事をあげています。
長くなるので解説とは別にしました。↓
本記事で、個人的な略称でカードを呼ぶことがあります。
その点ご了承ください。
粗削り解説
なぜ、「ジャックナイツ」なのか?
ジャックナイツ(機界騎士)はストーリーモード遊戯王ヴレインズ編の最序盤をクリアしたら開封できるようになる「Playmaker」(プレイメーカー)のブースターパックで集めることのできるカテゴリです。
端的に言えば、最初に作れるカテゴリデッキになります。
そして、条件はあるとはいえ、相手の動きを止めるといっても過言ではない強力な効果を持つカード「星遺物が刻む傷跡」があります。
強力という意味ではもっと強いデッキはいくらでもありますが、本作でそれをやろうとするとそもそもある程度カードが集まっている状態でないと作れないものばかりです。
そして、今作は詳細は省きますが、いろいろ時間のかかるゲームとなっています。
そうしたことから、
- なるべく早く作れるデッキで強力、
- なるべく相手NPC(CPU)に何もさせない、
- なるべく面倒くさくない、
…となるべくデュエル時間がかからない=効率的なデッキとして「ジャックナイツ」デッキを強くおススメします。
強いデッキなんて後でいくらでも作ればいいのです。
ストーリーモードやチャレンジモードなどのカード集め、DP(デュエリストポイント?)稼ぎとして割り切るだけでもいいのでおススメです。
このデッキの目的
半専用フィールド魔法である「星遺物が刻む傷跡」の②の効果を使って、相手NPC(CPU)をボロボロにして何もさせない。
②の効果とは簡単に言えば「フィールドと墓地から8種類のジャックナイツモンスターを除外することで、相手の手札とEXデッキを全て墓地に送る」というもの。
これだけ聞くと、性格悪!と思うかもしれませんが違うのです。
今作はいろいろ時間がかかります。
- コンピュータの長考は私は許せるのですが、それ以外”も”はっきり言って時間がかかると言えます。
- シミュレータとして扱う分にはいいかもしれませんが、1がカードを集めるためのポイント稼ぎや、ストーリーモードの攻略などにはかなりネックに感じます。
- ゲーム性としての進行も遅いですし、なにより特定のモンスターカードには専用のCGが”強制”で”必ず”挿入され、それがスキップできません。
- また長考とは少し違いますが、コンピュータ側の特定の手札状況などによってはかなり長くコンピュータが迷っていることがあります。
…こうしたことを解決するために、コンピュータの手札やEXデッキを何もない状況にしてあげるのです。
迷える子羊が迷わなくてよくなるように救済してあげる…それがこの「ジャックナイツ」デッキなのです。
(…なんて傲慢なのかしらん。相手のためでなく自分に都合よくなるように相手を誘導するなんて)
メインデッキについて
モンスターカード
●紹介の都合上、メインデッキのジャックナイツ(機界騎士)モンスターが各2枚づつ入れていますが、最低でも「紫宵の機界騎士」と「蒼穹の機界騎士」の2種類は2枚ほしいところ。
ちなみに私はこの2種がそもそも出にくかった。
最低でもどちらも、1枚ずつは出ない限りはデッキとして動くにはぎこちないので、それまでは下記の記事のようなサイバース族デッキでポイントを稼ぎましょう。
●そして、メインデッキのジャックナイツが2枚づつなのがこのデッキの癖…デメリットとも言えます。
「星遺物が刻む傷跡」の②の効果を使う条件の都合上、フィールドと墓地に8種類のジャックナイツモンスターがいないといけません。
「ジャックナイツ」カテゴリとして、デッキから関連モンスターを引き出すことは簡単なのですが、デッキ以外のところに合計何種類のモンスターがあるのかをしっかり把握して動かないといけません。
電子ゲームとして機械の援助があるとはいえ、カードの効果によってデッキ内確認中は
一部を除きカードの確認ができません。
そのため、デッキ内確認中に忘れてしまうと…かなり動きが鈍重になるかもしれません。
●赤文字のモンスターはサイバース族で、「リンク・ディサイプル」をリンク召喚するための存在です。
これは、先行1ターン目など相手のフィールドにカードがなくてもジャックナイツモンスターを展開するためです。
上記のように自分のエクストラモンスターゾーンにリンクモンスターを置き、その縦列に魔法か罠カードを伏せれば、「同じ縦列にカードが2枚以上」というジャックナイツモンスターのセルフ殊召喚条件を満たせやすくします。
手札にもよりますが、これがうまくいけば「明星の機械騎士」→「星痕の機械騎士」へとリンク召喚をつなげることができ、「星痕」でその同じ縦列のカードを墓地へ送って、他のジャックナイツをデッキからフィールドに特殊召喚もできます。
このとき、「紫宵」を特殊召喚しておけば、相手のターンにジャックナイツモンスターのサーチができるようになったりします。
魔法カード・罠カードについて
●「サンダー・ボルト」「死者蘇生」「ハーピィの羽根帚」は汎用カードとして思考停止的に入れています。
意味が見いだせなければ入れ替えてもいい枠です。
●フィールド魔法の「星遺物が刻む傷跡」はこのデッキの主目的です。
基本的な動きとして、①の効果で特殊召喚できない手札のジャックナイツモンスターを墓地に送る手札交換。
そして、②の条件が整ったら、②で相手の手札とEXデッキを全て墓地へおくります。
ちなみに、この②の効果の条件を満たせるのはだいたい早くても3、4ターン以降です。
先行1ターン目は私はこれを満たせたことはなく、後攻2ターン目(自分のターンで数えて1ターン目」)で満たせたのはこの構築ではありませんが、過去に2度ぐらいです。
とはいえ、その構築の時も基本は3、4ターン以降に満たせるものでした。
●「星遺物の機憶」は基本的にはデッキから「紫宵」をフィールドに特殊召喚することが目的です。
たまに、手札に「蒼穹」がある場合には伏せて、相手ターンに相手が同じ縦列にカードを2枚以上置いてくれたエンドフェイズなどに発動してその「蒼穹」を特殊召喚すると、相手ターンにカードをサーチしたうえで、手札に戻ってもう一度自分のターンに同じところに「蒼穹」セルフ特殊召喚するとさらにサーチなんて芸当もできたりします。
●罠カードは各効果もありますが、効果使用後は「星痕」特殊召喚コストという扱いを基本としています。
エクストラデッキについて
●とりあえず11枚。
空いている残り4枚の枠は何を入れてもいい枠です。
●各種トロイメアモンスターは手札を捨てることで各種効果が使えます。
モンスターゾーン都合上特殊召喚できなくなったジャックナイツモンスターを墓地へ送り「星遺物が刻む傷跡」の②の効果条件を満たす役割です。
ちなみに、相互リンク時に各効果を使えれば、1枚ドローという手札交換というおまけつき。
●「リンク・ディサイプル」
先に書いたように、ジャックナイツモンスターのセルフ特殊召喚条件を満たすための存在。
こちらもおまけとして、自身の効果で後ろのモンスターを墓地へ送れば、1枚ドローして1枚デッキに戻すという手札交換ができます。
手札の状況によっては墓地にジャックナイツモンスターを貯める手段にも使えます。
ただ、私はクロック・ワイバーンで出した時以外あまりこの効果をつかってはいません。
おわりに
本紹介でメインデッキのジャックナイツモンスターは基本2枚でも頭をこんがらがせてくれるので、各種3枚にしたときは割と地獄です。
はじめのころに何とか3枚ずつそろったので作ってみましたが、もう何が何やらこんがらがって私の記憶力がついてきませんでした。
もし、各種3枚積みをするのならば、これは上級者向けとも言えます。
(今回紹介したデッキはあくまで、「プレイメーカー」パックのみで構築することを想定しています)