napachiのブログ

私見です

【遊戯王OCG】デッキ作りに本腰いれるなら、初めの教材はSDR-機械竜叛乱-がいいと横好きは思う

遊戯王OCGへの思い入れ。

 

私は下手の横好きでデッキを作ってきました。

その中でいくつかの公式の構築積みデッキの3箱使用+a改造もしてみたりしました。

その中で、「これまでなんとなくデッキを作ってきたけど、本腰を入れてデッキを作りたい。だけど何から手を付ければいいかわからない」と迷っている人に向けて、個人的にそういう教材に向いているのではないかと感じた公式構築済みデッキ「SDR-機械竜叛乱-」についての理由などをここに書き残します。

 

 

はじめに

  • 私のデッキビルド能力は乏しいです。カテゴリ等のポテンシャルに依存しています。
  • シミュレーションは遊戯王LotD(Ver.1.0.1)で行っています。

 

 なぜ教材が必要なのか?

私はデッキビルダーではないものの、デッキ構築(ビルド)について1つ断言するとすれば、「デッキは何となくでも作れる(ビルド)」ということです。

遊戯王のみならずTCGを遊ぼうとする人ならば誰だって、デッキは作れるのです。

TCG・・・トレーディングカードゲームの略称。

 

ただし、望むような事ができたり、滞りのないようなちゃんとしたデッキが作れるかは別の話です。

よく同義で語られますが別の話なのです。

 

そして、ここでのデッキ作りに本腰を入れる人と言うのはそんなちゃんとしたデッキを作りたいがどうしようかという人を想定しています。

ガチデッキとは限りません。

 

動画やブログと言ったネット上には英知が詰まっていますし、より理解がしやすいようにかみ砕いて説明してくれている人もいます。

そういうのを見て勇んでいきなり応用しようとしても、手元にあるなんとなく作ったデッキに適用しづらかったり、それでも理解が及ばないこともままあります。

 

そこで、まずは教材として出来上がっているデッキを改造するところから始めた方がいいと感じます。

1から作り出すよりも、既存のものをいじっていく中で学んだ方が早いこともあります。

 

そして、換骨奪胎できるようになればデッキビルド能力がある人として1からデッキが作れるようになるでしょう。

そこまでいかなくとも、なんとなくからそれなりに、欠点はあるけど前よりはちゃんとしたと思えるデッキが作れるようになれるかもしれない。

 

とりあえず、公式の構築済みデッキ

構築済みデッキもといデッキレシピは、公式・非公式さらにネット上に沢山あります。

最低でも「信用」が置ける相手のがいるのであれば、そのデッキレシピを真似たりそのまま使って研究すればいいのですが、そういう相手や企業が無いのならおとなしく公式の構築済みデッキを購入しましょう。

 

よほどの遊戯王好きか少なくとも10年以上の古参の方ならわかっていただけるかと思いますが、だいたい2015年くらいからの各種構築積みデッキはそれだけでも強くて遊べるような仕様になっています。

 

実際のTCGの開発現場はわかりませんが、少なくとも「公式」の名のもとに発売されるデッキ(レシピ)ですから、ちゃんとしたデッキビルダーが公式の中にいると見て間違いないのではないかと考えます。

ちゃんとしたデッキビルダーと言うのは、言い換えればプロデッキビルダーです。より現状は違うでしょうが、デッキを作ることで生活費(+娯楽分)以上を得ている人と私はイメージします。

 

公式として、なるべく無駄なく作られて、様々な意味づけもされている構築積みデッキのため、教材としては十分ではないでしょうか。

 

こんな理由で言えば、公式の構築積みデッキならどれでもいいです。

いくつか扱ってみないとわかりませんが、デッキ自体と個人の性向による相性もあったりしますから。

 

個人的には、SDR-機械竜叛乱-がおススメ

個人的な欠点

※ここでの欠点の前提は本腰を3箱分使用としています。

 

良くも悪くも「アンティーク・ギア」カテゴリはそのイメージを表現する都合で動きが遅く設定されている印象にあります。

 

この動きが遅いとは、2020年現在昨今のデッキ、特に本SDRと同じく純構築のカテゴリデッキと比較して、特殊種召喚方法があまりない事を意味します。

それを含めてのモンスターを複数並べたり、主力のレベル5以上のモンスターのアドバンス召喚特殊召喚がしづらいのです。

 

本SDRでの新規カードを使えば、それなりに純カテゴリ構築でもそれなりにモンスターが展開できるようになりましたが、これは古典的な純「アンティーク・ギア」と比較すればの話です。

また、特に本SDRで初登場した魔法カードを使えないと、召喚権を使ってしまってモンスター1体が棒立ちでターンを終えることも多々あります。

 

ザックリ見ても2015年以降の新カテゴリやカード環境になれていると、この遅さはストレスに感じやすいです。

そのため、同昨今登場のカテゴリや下手すると他の構築積みデッキでなんとなく慣れているとこのデッキに慣れる前にダレて嫌になる可能性があります。

 

おススメポイント

主力をどう出し使役するか思案できる
  • SDRでデッキ作りを学ぶということで、とりあえず看板モンスターを以下にして自分フィールド上に出すかを思案しましょう。
    それだけでも、デッキ構築論の一つが学べるのではないでしょうか。本SDRでは「古代の機械熱核竜」になります。
  • さらに「熱核竜」で言えば、本SDR収録カーをを使えば特殊召喚も含めて出すことは簡単ですが、持ちうる効果を余すことなく発揮できる完全体「熱核竜」とも言える状態で使役するなんて言う選択肢もあります。

 

どのように立ち回るのか、どういうプレイが自分好みなのか等、なんとなくのデッキの時からうすうす感じていたであろうことをより強く意識させてくれるような気がします。

ここで感じたことを核にできるように本SDRのカードの枚数を調整してデッキを作ってみるといいじゃないかなって思います。

 

欠点を軽減するか?長所を伸ばすのか?

この場合はもう3箱使用の枠を超えますが、超えるからこそ先にあげた動きが遅いという欠点を補うのか?そのままにして長所を徹底的に伸ばすのか?と言う選択肢が登場します。

 

この二元論のみならず、この両方を生かせるような3つ目の選択肢。さらにはせっかく混ぜ物としてカードの選択肢が増えるのだから別の目的を選択する等々のデッキとしての手段の選択肢が増えます。

 

SDRだからこそEXデッキを考えられる

商品展開として必ずしもではありませんが、概ねのSDやSDR名義の構築積みデッキはEXデッキのカードが収録されていません。

※EXデッキ…エクストラデッキの略称。

 

メインデッキのみで戦い抜くデッキと言うのも一興ですし、今なおメインデッキだけでも強いデッキもあります。

SDRは一部を除いて、そういう商品コンセプトがあるように感じられます。大会にはさすがに力不足ですが、遊ぶだけなら最近のカテゴリ等と十分に楽しめたり、下手なデッキよりは強く作られています。

 

しかし、一歩踏み込んでもっと楽しみたいや強くしたい、この欠点はどうにかしたいと言った欲求を満足させるには、メインデッキを再構築するよりもEXデッキのモンスターを選定し使った方が早いことが往々にしてあります。

遊戯王も約20年(2020現在)ということで良くも悪くも昨今の遊戯王OCGはEXデッキに依存している節があります。

依存していると言っても、EXデッキをメインに据えても強く、サブに据えても十分に役をこなせる等とても器用で重宝するものが増えているので悪い意味ではないです。

 

本SDRで言えば、SDR未収録のリンクモンスターの「古代の機械弩士」だけでもデッキに入れるだけで痒いところに手が届く印象になります。

 

遊戯王OCGでのデッキ作りでは、メインデッキは絶対条件ですが、このEXデッキの有無も考える必要があります。

20年も続くということはインフレションの歴史でもあり、一部カテゴリや最近でもちらほらEXデッキを使わないからこそ強いカードもいくらかは作られているので、この要素もデッキ作りの醍醐味かなと思います。

 

私みたいなよく言ってネタデッカーや考えるのがめんどくさいがストレスは嫌、デッキ作りに本腰を入れたいがそこまではまだ無理という場合等ではとりあえず評判の強いカードやテンプレにされているカードを使っとけば十分だと私は思います。

 

あとがき

これは下手の横付きでデッキを作っている身でありながら、本SDRを使ってみたら感動したのでこのような記事を書いてみました。

 

プレイスタイルがプレイヤーによって異なるように、デッキとプレイヤーの相性もあり、私が感じたように感じれないことはあるでしょう。

そういう場合はとりあえず、直近で発売している公式の構築積みデッキを何種類か購入してみたり、デッキレシピを元にそのカードを集めるなどしてみてください。

(信用できる店やネットの情報であればそのレシピや構築積みデッキもありです)