napachiのブログ

私見です

虐待の是非10…”被”虐待対象の意思表示

「虐待は悪である」この押し付けだけで果して、加害者が辞めるのでしょうか?

個人的に疑問符が立ちます。

 

虐待の「被」害対象の意思表示について、私が観測したことを書き残します。

と言っても、内容はその道で言われていることと変わりがないです。

 

虐待を悪視して、被害対象の保護を叫ぶのに、被害対象の意思表示は一部でしか知られていないような気がします。

 

 

ここでの意思表示とは、外傷のこと

意思表示の種類については、ここでは省略します。

 

先達が各種ネットや書籍等で表現していますから、気になった場合はお手数ですがザックリとでも調べてみてください。

 

そして、ここでの意思表示とは外傷のことを指します。

さらに言えば、いわゆる自傷行為のことです。

 

意思表示と言うとその範囲は広くなります。

言語表現もその一つです。しかし、被害者が言語表現をするケースはそこまで多くもないようです。人間でそれなら動物なんて・・・

 

そう考えてみると、虐待者の明らかな怒声や、被害対象の外傷(自傷行為含む)や異常行動と言った第三者が観測できるもので、判断するしかないのかしらん。

 

自傷行為

観測例は犬

ここで例題とするのは、私が観測した犬の例になります。

 

基本と言えば基本な自傷行為をこの犬はしています。

 

ただし、自傷行為は言い換えればストレス発散の一つの行動なので、可能性としては虐待以外の理由も考えられます。

 

しかし、私はその飼い主は暴力を伴わないだけで、虐待をしていると見ています。

当然本人は認めないだろうし、反対に開けなおって好んで加虐をするようになるかもしれないので下手なこともできない。

 

観測した自傷行為

「過剰な毛づくろい=過剰な舐めまわし

 

調べてみると犬や猫等の舌と唾液で自分の体を舐めて毛づくろいををする動物で起きやすいようです。

 

”過剰”とはどういうことかと言うと例えが個体によって違うとしか言いようがありませんが、舐める時間と回数が多いといったところでしょうか。

 

また、”過剰”なので過剰でなければ毛づくろいは動物にとっては必要な行為です。

 

見分け方

※くれぐれもこれは個体によってさまざまな要素が異なることを大全前提とします

 

  1. 口周りがよだれ焼けを起こしている。
  2. 前足や股間、下半身がよだれ焼けを起こしている。
  3. 舐めたと思われる部分の前足や下半身の毛が、唾液で固まっている。

…観測対象で見られた状態です。

 

※重複しますが、これは個体の違いが大きく影響します。

ここでの観測対象の唾液の粘度が平均よりも粘っている可能性もありますし、毛の質もあります。

同様に過剰にストレスを感じる等して同様の自傷行為をしていても、明確にならない個体も想像できます。

 

 

この自傷行為の厄介なことは、唾液が変質しているだけなので洗い流せてしまうということです。

  • よだれ焼けは「色」なので落ちてしまいます。
  • 唾液が固めただけなので、毛がほぐれます。

 

虐待者が外面を気にするような場合は、虐待の隠蔽が簡単ということです。

 

良くも悪くもペット産業が成り立つぐらいですから、プロに洗体を任せていたりするとほとんどきれいになってしまいます。

 

 第三者としてできること

これは何にも解決にはなりません。

解決案や次善策では決してありません。

 

三者としてできることは、「疑う」

ただただ虐待を疑うそれだけです。

 

ここでは動物を例にしていますが、他にも人間の異常を観測したら、その飼い主や保護者(主に親)が虐待をしているのではないかと疑ってください。

 

  • すれ違った犬が猫が
  • 客が預けた犬などが
  • しつけ教室で見かけた犬が

…等々で気になったら飼い主による虐待を疑ってください。

 

ただし、疑う止まりです。

なぜなら、虐待されていた保護動物や保護された人とわかっていて保護や生活を共にしている場合や、個体としてストレスに弱すぎたり癖として無意識に獲得している行動の場合もあるからです。

 

おわりに

虐待の解決手段はなくもないですが、金と勇気または権力が必要です。

権力は今までもこれからもその気はないので当てにはしにくい。

金と勇気は個人には高すぎるハードルどころか壁です。

 

日本において人間に対しては、あるいはという状況でなくもないかなと言う状況。

しかし、動物に関しては人間以上にないに等しいです。

良くも悪くも外国ほどの権力がありそうな組織もなく、組織はあっても虐待解消も目的に持っている組織はなさそうな印象です。

ただし、これは私のザックリとネット検索した印象なので、私が見つけられなかっただけで日本のどこかにも虐待動物の保護や解決に尽力している組織があるのかもしれませんがね。