遊戯王OCGへの思い入れ。
「創星神 tierra」が好きということで、その召喚条件を満たすための「便乗」と「剣の王 フローディ」の相性がいいということで横好きなりに作った「ジェネレイド」カテゴリデッキをここに書き残す。
(遊戯王LotD(ver.1.0.1)現在)
はじめに
- 私のデッキビルド能力は乏しいです。カテゴリ等のポテンシャルに依存しています。
- これはネタデッキです。ネタデッキだから弱いとは言いませんが、ある程度の欠点を残しつつ、「創星神 tierra」を自分フィールド上に立たせたプレイをしたいデッキです。
そのため、基本妨害されることを想定していません。 - シミュレーションは遊戯王LotD(Ver.1.0.1)で行っています。
- レギュレーションは2021/02現在に基本従いますが、漏れがあるかもしれません。
- EXデッキのモンスターを表現する場合の一部を除いて、次のように省略します。
○シンクロ→S
○エクシーズ→X
○ペンデュラム→P
○リンク→L - ここでのカード名は、一部を除き略称です。
粗削りデッキレシピ
40(枚) デッキ
13 モンスターカード
- 3 虚の王 ウートガルザ
- 3 死の王 ヘル
- 3 剣の王 フローディ
- 2 光の王 マルデル
- 2 創星神 tierra
12 魔法カード
- 1 サンダー・ボルト
- 3 王の試練
- 3 王の舞台
- 1 死者蘇生
- 2 星遺物の胎導
- 1 テラ・フォーミング
- 1 ハーピィの羽根帚
15 罠カード
- 2 王の支配
- 1 王の憤激
- 3 王の襲来
- 1 戦線復帰
- 1 大暴落
- 3 便乗
- 2 プレゼントカード
- 2 魔宮の賄賂
7 エクストラ(EX)デッキ
- 1 真竜皇V.F.D.
- 3 永の王 オルムガンド
- 3 幻子力空母エンタープラズニル
ザックリ解説
ザックリ動き方等
このデッキは広義的には、「ジェネレイド」カテゴリに「tierra」を入れただけになります。
そのため、基本的に「ジェネレイド」で戦い、「ジェネレイド」で相手のライフポイント削りながら勝利を目指します。
そして、中期化か長期化して召喚条件を満たしているようなら「tierra」を特殊召喚し、逆転やとどめとしての絶望感の演出にします。
最初の「ジェネレイド」は…
あくまでシミュレータを遊戯王LotD(ver.1.0.1)にしている都合上、「王の舞台」の効果でデュエル中に最初に特殊召喚したいのは「虚の王」になります。その後、「王の舞台」の効果で専用トークンを生成(特殊召喚)。
「虚の王」はカード効果による除去はされやすいですが、効果による除去さえされなければ自身の効果で基本的には相手フィールド上のカードを一枚を除外除去できます。
その時、相手のモンスターの通常召喚の成功時に「虚の王」の効果をチェーンして無効にされなければ大概のデッキはそこで展開が止まります。ただし、相手がガチデッキか特殊召喚が基本戦術のデッキの場合は止まらないため諦めましょう。
ちなみに、「虚の王」に準じての選択肢は「剣の王」になります。
こちらは相手フィールド上のモンスターを破壊除去できる代わりに、相手にドローさせてしまうため、最初に特殊召喚するのならこの破壊効果の使い時が極めて大事になります。
「便乗」との兼ね合いで、初手札に「便乗」があったのなら「剣の王」を優先してもいいです。
「虚の」等で最初を乗り切るか除去された次の相手ターンには「死の王」を出して墓地利用をしていくという使い方が私の基本戦術になります。
「永の王」について
「ジェネレイド」カテゴリの情報解禁直後から「弱い、弱い」をいわれていて、このデッキにも一応入れていますが「V.F.D.」の方が強いと叫ばれていました。実際そのとおりではあります。
ただし、「ジェネレイド」カテゴリをガチデッキで組むか、対戦相手がガチデッキかガチネタ系の強い相手/デッキの場合には正しいだけです。
ネタとして遊ぶ分には、そこまで弱くない印象です。効果こそ制圧性や妨害性がないため強くはないです。しかし、その分火力アップのため力こそ正義で”押しつぶす”や”巨体”といった一撃必殺感を体現しています。
「永の王」をX召喚する上で注意すべきことは、よっぽどの意図のあるデッキでもない限りには、EXモンスターゾーンにX召喚しましょう。
「王の舞台」による専用トークンをなるべくたくさんメインモンスターゾーンに展開したいため枠を1つ明けておきたいからです。
「便乗」は便利
いわずと知れたといったら過言であり、カードの発動条件でドローできない都合上やや使い図らさが確かにあるカードです。
しかし、一度発動さえできてしまえば、「ジェネレイド」カテゴリ特有の相手にドローさせる効果とはなかなかの好相性です。
ただし、カードの発動条件はやはり癖があり、チェーンの途中でドローしたり、一効果の中でドローと別の行動が伴う効果ではカードの発動ができないことには注意が必要です。
「ジェネレイド」カードの中では、「永の王」やチェーン2以降の「剣の王」等では反応しません。
カードの発動のための純然たる「ジェネレイド」カードの中で確実性に重きを置いて選ぶとチェーン1の「剣の王」かチェーン1の「王の襲来」を意識すれば「便乗」のカードの発動ができます。
「ジェネレイド」に限らず、「便乗」を使う上ではカードの発動に慣れるまでは、相手にドローさせる効果が効果の最後であり、かつチェーン1で発動することを意識して使うと思い通りにならない状況やプレイング事故が減ってストレスが軽減します。
その後は重複しますが、カードの発動さえできれば以降の効果の発動にはほぼ制限がなくなるため、チェーン上のドローに「便乗」したり、「永の王」の効果の途中のドローでも「便乗」できるため、「便乗」さえカードの発動ができれば、「tierra」の特殊召喚はあっという間にできると言っても過言ではありません。
一部解説
- メインデッキのモンスターカードの枚数
「tierra」含めて13枚と少なめですが、「ジェネレイド」モンスターは最低限必要なモンスターだけにしました。それ以上に使いたい魔法・罠カードが多かったからです。
だからといって、短期決戦デッキではないものの短期~中期戦ぐらいまでなら戦えます。
- 「大暴落」
ネタ枠。
「剣の王」といった各種「ジェネレイド」カードの効果でそれなりに相手の手札を増やすことができるため、使えるのではないかと思っていれた1枚。
「相手の手札が8枚以上」という発動条件はなかなかに厳しい。
むかしむかし、数パックを買うしかなかった幼き日々に引き当てた一枚。その言葉の意味も知らずに使えたら強くね?と思った程度の思い出のカード。
せっかく、相手にドローさせるからということでネタ枠。
名付けて…
「神の見えざる手」デッキ。
「便乗の王」にでもしようかと思っていたのですが、あくまでこのデッキは「ジェネレイド」を骨格としつつも「tierra」を主題にしているため。
また、「tierra」は創星神(創世神)で神なので王ではないなと思いなおし、「便乗」や「大暴落」を元にして経済用語にしました。
「tierra」自身の各種元ネタや「ジェネレイド」カテゴリの推定元ネタからすると、「tierra」が各種「ジェネレイド」=ボス(プログラミング)を使役しておのが望む世界を構築しようとしているイメージ。
好きなカード
- 「創星神 tierra」…カッコいい。なんか惹かれる。好き。
あとがき
このデッキには入れていませんが、個人に「ジェネレイド」は「炎の王 ナグルファー」を面白く扱えると「ジェネレイド」上級者かなと思います。
効果が使いにくいわけでもないですが、このデッキもそうですがガチ性や効率性を求めるとどうしても抜いてしまいます。
攻撃的でもなく展開補助的でもないため、なおさら。
しかし、いざ使ってみると見た目・名前・高い攻撃力に反した防御的な効果が、だからこそのなかなかトリッキーな動きをしてくれます。
例えば、「王の舞台」による専用トークンの自壊に合わせて、効果を発動して専用トークンではなく「ジェネレイド」モンスター(自身可)を破壊すれば、専用トークンを自分のターンまで残すというちょっと変わった動きができるようになります。
「王の舞台」は相手ターンを起点に「ジェネレイド」モンスターを展開できる根幹的なカードだからこそ、早期に特殊召喚できてしまった「tierra」への補助役としてなかなかに優秀で、「便乗」が大前提ですが「tierra」と「ジェネレイド」は相性がいいように感じました。