義務教育から数十年・・・
あの頃に受けた性教育に関して、ふと思い返して感じた「あれは間違いじゃないか?」と感じたこと2つをここに書き残す。
ただし、内容に関しては1つだけなので実質1+aになります。
※大人の都合で性欲的なことは控えるべきでしょうが、なるべく抑えますが性欲的なことを書くので人によってはセンシティブかもしれません。
はじめに
これは私の偏見と主観で思ったことを書いています。
すなわち、個人的な性嗜好もやや含む私見です
ここでの性教育とは
私が現役義務教育最中に習った性教育を元にして書きます。
2021年現在から見て約20年前の公教育かつ、私が習ったものだけで思考しています。
そのため、学校で教わるもののみで家庭は知りません。
もっと言えば、2021年現在の昨今はびこるネットジェンダー論や性知識等ではなくまた、ここではそれらは除外します。
蛇足ですが、あの頃の教科書の作成にかかわった学問・政治(公)・出版社(ビジネス)がそれぞれ適切であり思想信条私情を文字通りに極力排していたかもしれないと仮定します。
1・性欲の代替処理
少なくとも私の中学生の時の教科書にあった項目です。
あの頃の学習なんて性教育以外もほとんど覚えていませんが、その中でこのほぼ性教育の締めとも言える項目が何気に印象深かったのかもしれない。
いや、これへの違和感を抱いたときに思い出したから…それも印象の内か。
とりあえずその教科書の項目を要約すればこの見出しの通れであります。
これは被害妄想かもしれませんが、このニュアンスは特に男に向けて言われているような印象です。
「性欲に振り回されそうになったら、運動をしたり、趣味に没頭しましょう」
…と。実際そんな感じの一文が入っていたことは覚えている。
あの頃から約20年経ってから私は思ったのです。これ違くね?と。
これに対する私の訂正案を次に書きます。
↑・代替するより、オナニーしろ!!たくさん、しろ!
教科書として割と早めにマスターベーション(オナニーと同義。以下、自慰)に触れるのに後半になって、性欲がたぎったり・たぎりそうになったら運動や趣味にで紛らわせましょうってなんだよって話です。
しかも運動(スポーツ)をすれば疲労感で性欲への注意もそれるからなおさらいいですみたいな書き方をして。
疲労感は着眼としては良い。
嫌でも社会人になると社会人を辞めることができない身の上となって久しい。確かに労働を終えると疲労感で性欲に意識が向かないか向いても面倒くさくなって自慰することなんて後回しになりやすい。
一概に老いに逃げたくないが、そんな中で1週間の内の1休日に自慰するかどうかになった。
これは客観的資料がなく、被検体が私だけなので断言はしないが。
しかし、この代替行為と言うのはやや不適切で性欲が無くなるとか、落ち着くという訳ではなく、性欲はあり続けるのです。
また、昔から言われている我慢や抑圧でどうにかなるものではありません。
悶々とするだけです。
私は女性の体はわからないけれど、二次性徴真っただ中の10代前半~半ばの男性にとってこの悶々とするのは危険なのです。
二次性徴中の男児の陰茎は大変勃起しやすいのです。
ちなみに、性的なこととは関係なくとも生理的な事象で過敏反応しやすい。
そんな人生の中でもやや特殊な時期なので、下手に代替行為や我慢するぐらいなら特に少年少女は自慰に更けるべきなのです。
代替行為が代替になればいいですが、私はならなかった。
ネットスラングで賢者タイムと言う言葉がありますが、基本的に男性の自慰(射精)後の心理的状態や性的興奮が冷静になった状態のことを意味します。
少女にもおススメしていながら女性の性欲はわからない。しかし、性欲の権化とされる男性は基本1回自慰をすれば性欲は落ち着きます。落ち着かなければ落ち着くまで回数を重ねればいいのです。
一説によれば、よほど無理な回数をやらない限り、男性の自慰の1日当たりの回数は沢山しても問題はないようです。くれぐれも無理をしない範囲で。
蛇足
一概に年齢を理由にはしたくはないですが、私は20代半ばぐらいから自慰の周期が伸びました。
思春期の頃はそれこそ教科書通り精子の精製周期に従うかのように2~3日に1回は性欲が強かった。
当時は自分の部屋が無かったから自慰したり、我慢したりしていました。
それがね、望むと望まざるとにかかわらず自慰の周期も伸びるのよ。
これを少年少女が目にするかはわからない。しかしもし目にしたのなら恥ずかしがらずに自慰に耽ってほしい。
思春期の子供を養育している保護者や養育者などが見ているなら、その立場で積極的に自慰を推奨してほしい。そして、そのための環境や時間を与えてほしい。
2・中学校から?
私が義務教育でなくなって数十年経つの2021年現在昨今の性教育を知らない。
ザックリとネット検索したら、とある記事は2020年の日付で小学生4年生とあった。
私は多分小学生の時には性教育を受けた記憶がない。覚えていない可能性が高いがそれを確認するすべを私は持っていない。
そのため、明確に覚えている性教育は中学生の時からになる。
平均的には学校のどの段階なのだろうか?
↑・小学生3年生から(可能なら1年生から)
これはその中学生の時に使われた教材からの印象です。
教科書だったか教材だったか忘れたがその時に引用された資料には、精通が始まった年齢のグラフが描かれていました。もしかしたら初潮も含めてだったかもしれません。
もし、その資料が男女共通でカウントしたものだったとしてもその開始が9歳から始まっていました。「小学3年生じゃん」と衝撃があったので9歳と言うのは印象に残っています。
さすがに9歳は数が少ないもののしかし二次性徴が始まった人がいることを意味します。
この時の印象から私は小学3年から性教育をするべきだと考えています。
教科書やネットにもチラホラありますが、性知識がないか知識がなくとも心構えがないと精通や初潮って怖いと思うんですよ。
私は小学6年生で精通だったけど、恐怖はしなかったけどなんか異常なことをしたかなとかは思った記憶があります。
その小学3年生の拡大解釈として可能なら小学校入学直後の1年生の時からやれるならやった方がいいかなとも思えます。
まだ幼児性が抜けないからいじめやからかいでトラウマになる恐れもあるので小学4年生ではなく3年生ぐらいから教えた方がいいのではないかと思います。
おわりに
性教育って学校に押し付けられていることは多く、家庭ではないというケースも多いのではないでしょうか。
少なくとも私の家はそうだった。
押し付けてはいなかったかもしれないが、親からの性教育はなかった。最も性衝動等は関知していたとは思う。
極端な話にはなりますが、小学校には保護者等への性教育をする必要があると思う。
そこまでちゃんとしたものなんて時間もないから作れないし、聞いてもくれないと思う。
でもせめて、小学1年生の内に精通や初潮を迎える子がいるかもしれない。
そして、その子があなたの子かもしれないし、理解が追い付かずにトラウマになって自己嫌悪に陥るかもしれない。
その時には優しく諭して、簡単にでいいから性教育をしてほしい旨を伝えることは難しいだろうか。全教員共通で。